男の料理:ピーマンパリッと。青椒肉絲

男の料理。中華シリーズ。簡単青椒肉絲編です。



肉の下味つけを省いた簡単バージョン

ぼくの簡単青椒肉絲は、肉に下味をつけないで、豚肉と野菜を炒めるだけです。味付けは醤油ベースで、中華風の味付けにするためにオイスターソースと鶏がらスープの素を足す感じでつくります。

ただ、味の絡み方が違ってくるので、豚肉に片栗粉をまぶすのだけは忘れません。

青椒肉絲作りのポイント

ぼくが「青椒肉絲」を作る時、ポイントにしているのは
  1. ピーマンを炒めるときは、強火でさっと炒める
  2. 豚肉は弱火でじっくり熱を通すが、こげつきに注意
です。食材に熱を通す時間とその温度がかぎになってくると思います。

ポイント1:ピーマンを炒めるときは、強火でさっと炒める

青椒肉絲に欠かせない食材のピーマンですが、炒めすぎると歯ごたえのない、しなっとした食感になってしまいますよね。なので、サラダ油を多少多めにフライパンに投入して、野菜の中でもピーマンだけは強火でさっと短時間で熱を通します。

とにかく、パリパリッとした食感をめざします。

ポイント2:豚肉は弱火でじっくり熱を通すが、こげつきに注意

豚肉は中火や強火で焼くと食感が硬くなったり、ぱさぱさになりがちです。このため、
  • 弱火でじっくりと根気よく熱を通す。
    これだけで、ふっくら、やわらか、ジューシーな豚肉になる。
  • 片栗粉が焦げ付かないように、頻繁にフライパンをゆすってあげる。
    ある程度厚めの豚肉を細切りにしたものを使うので、熱が通るのに時間がかかります。動かさずに、じっくりと熱が通るのを待ちたいところですが、片栗粉がまぶしててあるので、頻繁に豚肉を動かさないと焦げ付いてしまいます。菜箸を使って、豚肉を適宜動かすこともします。油通しできれば、そちらの方がよいですね。





調理工程

調理工程は以下になります。
  1. ピーマン、たけのこ、椎茸、豚肉を細切りに切る
  2. ボウルに豚肉と片栗粉を投入してからめる
  3. フライパンにサラダ油大さじ1、椎茸を投入して、中火で炒める
  4. 椎茸にある程度熱が通ったら、大皿に取り出す
  5. フライパンにサラダ油大さじ1、ピーマンを投入し、強火でさっと炒める
  6. フライパンにたけのこを投入し、中火でさっと炒める
  7. ピーマンとたけのこを大皿に取り出す
  8. フライパンにサラダ油大さじ1、豚肉を投入し、弱火で炒める
  9. 豚肉にある程度熱が通ってきたら一旦火を止める
  10. フライパンに醤油、砂糖、日本酒、胡椒、オイスターソース、鶏がらスープの素を投入する
  11. 味が絡むように豚肉をフライパンを手返ししながら、弱火で更に炒める
  12. フライパンに炒めておいたピーマン、たけのこ、椎茸を戻し、強火にし、フライパンを手返ししながら豚肉と野菜に一気に味を絡める(ここは時間との勝負)

材料(4人分)

  • ピーマン
  • たけのこ(水煮)   100g
  • 椎茸               中4個
  • 豚肉 200g 
  • 片栗粉 小さじ3
  • 醤油                           小さじ3
  • オイスターソース 小さじ2
  • 鶏がらスープの素 小さじ2
  • 日本酒      小さじ3
  • 砂糖          小さじ3
  • 胡椒                         少々
  • サラダ油                 適量
お好みで、長ネギ (1/4本を細切れ)を使うのも良いですね。